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今日は朝、偶然からのどかな時間を持ちました。

朝、大濠公園能楽堂へ。
先日の不思議な飲み会でお会いした小鼓の方が舞台に出るので...
でも彼が能楽堂に着くのは11時頃だって知ったのは、10時20分に能楽堂に着いてから。開演は10時半。

能楽堂楽屋口から公園まで歩いて行くと、おばあさまに声をかけられました。
何となく、その方とゆったりとした時間を過ごしました。
短い時間でしたが、楽しく会話。
黒門近くのマンションに住んでいらっしゃるようです。
毎日、公園に散歩に来るんですって。
大濠公園でまたお会いするかもですねってご挨拶して、その方とはお別れしました。
あっ、「さようなら」は言わなかった!

一旦能楽堂の中に入ったけど、着いたら電話下さる約束だったので、外に出て大濠公園の池を眺めていました。
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ぼーっとした時間を過ごしたのってどの位ぶりだろう?
鳩を眺めたり、何か訳の分からない行列を眺めたり。武者の格好している人や馬に乗っている人が行列を作って歩いていました。
そんな光景を眺めて、本当にぼーっとしていたら、「能楽堂に着きました」という電話に気付かず...
きっと私にとって大切な時間だったのだろうと思います。
 
で、その後は沢山の人がいる空間へ。
笛を教えている方にもご紹介して頂いて...でも祖母とは流派が違ったのです。
その方が、
「一噌流ではありませんが」
と言うと、小鼓の方が、
「流派より、お稽古を始める方が大切です」
だって。そうです。その通りです。でも大切な事があります。
「あまり怖くない先生が良いです。」
と最初から甘えた注文を!でも私が継続させるためには大切な事です。以前習った先生より、お若いし、格好良いから、少しは真面目にやるかしら?って不純な動機?
30分くらい楽屋口でおしゃべりして、舞台を見に行きました。昔、祖母や祖母の妹の発表会を見に行ったのを思い出しました。祖母の妹は華があったなって思い出しました。祖母の最後の発表会も思い出した。ちょっとだけ懐かしい気分になりました。小鼓の指を見ていて、昔祖母に言われた事を思い出したりもしていました。ちょっとだけゆっくり時間が流れる空間に身を置きました。

来週の日曜日もあるらしいが、今度は発表会ではなく、ちゃんとお金を払って観るのに行こうかなって思っています。