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3日間の通いのグループが今日で終わる。
参加者は
九州大学
福岡大学
放送大学
九州産業大学 
の4大学から...
ファシリテーターは
九州大学
で、気がついた。
ファシリテーターも色々な大学が居ても良いのでは?
っていうか、私は九産の教員なのに、何でファシリテーターに九産の学生が居ないの?寂しい...
 ファシリテーターを育てるっていう事も考えたい。
PCA乗鞍には今年フロアーファシリテーターとして修士2年生の学生がスタッフ初体験をします。
彼女は東京にある法政大学の学生。
乗鞍には学部3年から来てくれていて、そろそろスタッフを育てるって考えた時に彼女に声をかけました。

九州に来て1年。
ここでもファシリテーターを育てるって言う事を考えようって真剣に思ったのです。
で、九大の今回のファシリテーターしている学生と話しました。
ファシリテーターもインターカレッジ で...
そしてファシリテーターをしたい人でまずはエンカウンターグループをしようって。
ファシリテーターは私。
インターカレッジで学生だけがファシリテーターというのではなく、修了生も対象に出来たら良いなとは思っています。

あと...
今回ファシリテーターをした学生の元指導教官は、セッション毎にアンケートを取る方でした。
そして今回も彼らは当たり前のようにアンケートを始めました。
でも私はアンケートを取らない派。
アンケートを取る意味って何だろう?
メンバーはアンケートがある事で、セッション内に発言しなくても表現する場が出来てしまう。
それをファシリテーターが読んで、でもセッションの中でフィードバック出来るのであろうかって思ってしまうし、多分出来ない。
メンバーの様子がアンケートを取らないと分からないようでも、ファシリテーターとして困る。
などなど...今回のファシリテーターに伝えた。
そうしたら、アンケートを取る事は止めなかったけど、アンケートを見るのはやめた。
メンバーにも色々アンケートについて話したらしい。
そしてアンケートはグループが終わるまで見ないって言ったらしい。

ファシリテーターがグループの中で行う事。
それをする事でメンバーにどのような影響があるか考える必要があると私は思う。
そして必要があればそれをメンバーと分かち合う。

あるグループでは、スタッフミーティングを全く持たず、それをグループの中で行った事もある。
もちろん事務的なやり取りはグループ外で行ったが、グループに関係する気持ちや気がかりのシェアは全てメンバーの前で行った。
これも良い体験だった。

エンカウンターグループには正解はないと思う。
ファシリテーター同士が、どのように今行っているグループを考えるかによって変わって来ると思うし、変わって良いと思う。
変わって対応出来る柔軟性、大切だと思う。
これは個人臨床にも繋がって行く事でもあると思うが...