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「漂白される子供たち」という本に出会って読んだ。
とても興味深かった。
子供にフィルム2本を私、日常を写真に撮るようにと頼む。
 そこから映し出される映像から子供の視線での日常が見えてくるというものである。
漂白される子供たち―その眼に映った都市へ
野田 正彰
情報センター出版局
1988-08-01

今のようなデジタルカメラでは撮れないような写真がフィルムだと撮れるし、子供達が削除したり作人することもできない。
そして親も子供が撮った写真を確認できないし、削除もできない。
その上、枚数も限られている。
その限られた枚数が大切な気もする。
今の「便利」なデジタルカメラ世代には難しい研究法かもしれない。