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先週から大学院生たちと「エビデンスにもとづくカウンセリングの効果研究」を読んでいる。
エビデンスにもとづくカウンセリング効果の研究―クライアントにとって何が最も役に立つのか
エビデンスにもとづくカウンセリング効果の研究―クライアントにとって何が最も役に立つのか

これを読んでいて、思った事。
もっといろいろな研究成果を読まなければ。
って言う事。
特に、臨床心理センターに来るケースと関連がある研究は読んでおかないといけないって思った。
事例ではなく、エビデンスにもとづくカウンセリング研究を...
学生指導するにあたって、私の経験も大事。
でもそれは私の経験であって、どれだけ学生に伝わるかは分からない。
エビデンスがあれば、これはある種の「事実」であるから、学生に伝えやすいし、そこで彼らのキャラ、性格から考えてどのようにクライアントと接するかという話しになる。
私の経験は私のものであり、同じようにしても、それは猿真似でしかない。
いかに研究的見解と私の経験、そして彼らの感覚や知識を融合させるか...
って偉そうな事を言う前に、私が勉強しないとね。

という訳で、今時間があるので、上記の本を読み進めています。
面白い。
この本は、なかなか面白いですぞ。
また金曜日に皆と読んで、論議するのが楽しみです。

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今日はカウンセリングのスーパービジョンでした。月に一回、スーパービジョンを受けています。
月に1回だけだけどSVさんとお話しすると整理がつきます。私のSVさんはフォーカシングの方。イギリス時代のSVさんもフォーカシングの方。私は何か知らないけどフォーカシングの方にご縁があります。
週に3日、20ケースから25ケースを学生相談で学生と会っています。そのケースに関わる私の大きな支えです。
SVを受けることははイギリスのカウンセリング学会では全てのカウンセラーに対して義務です。たとえどんな偉い人であれ、月1回1時間半か2週間に1回1時間。私の先生であるブライアンはスーパーバイザーを探すのが大変だって言っていました。彼をSVするのを嫌がる方が多いそうです。そりゃーそうだろうと思いました。でもロンドンまで電車でSVを受けに行っていたのを覚えています。日本もそうなれば良いのにね。

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