カテゴリ:倫理
カウンセラーの倫理
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同じ駅から男女が乗り、女性が私の隣に座り、男性は前に立って会話が始まりました。
「臨床」
「心理」
「病院」
など興味深いキーワードが続々と彼女の口から出てきました。どうも二人は入院施設がありデーケアがある病院で働く臨床心理士のようです。医者の名前はでるは、同僚のカウンセラーの名前は出るは、そのクライアントの名前は出なかったけど、○○曜日の来る誰某のクライアントは発達に問題があってとか、○○って薬を飲んでいるけどねぇなどかなり具体的な話が…。聞いていてドキドキ。
私の鞄の中にはRogersの本があったのですが、出すと話をやめてしまうかなって思って、出さずに二人の話を聞いてしまいました。
この会話、すごく居心地は悪かったです。
同じ駅で降りたので、降りた時にちょっと言おうかなって思ったけど、それも私の仕事ではないしなぁって思ったり。
しかもその病院の事務長さんがカウンセリングに興味があるらしく、
「カウンセリングに来るのは断った。○○さんいろいろやっているんだよね。エンカウンターとかもやっていて、新興宗教って思われたらどうするんだろうね。」
という発言が女性から。おいおいって言いたくなりました。
Skypeチュートリアル
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今のインタヴュー文字化状況を伝え、見せますねって言ったら、インタヴューの相手を先生が個人的に知っているから倫理上の問題でそのものを見ることは出来ないのだそうです。またインタヴュー対象者の名前も論文には書かないことになるみたいです。中間報告書には一切書きませんでした。
イギリスの倫理概念は日本のそれとは比べ物にならないような気がします。
修士論文を書く時も倫理規定の観点からケースは一切使えないし、いろいろ面倒な手続きがあるため、リサーチ対象者はカウンセラーにしたのを覚えています。
これからこのような気付きも多くなっていくのでしょうね、きっと…