2016 Nov 28 15:12:13 中田行重さんの「エンカウンターグループの研究と実際」 カテゴリ: PCA 論文 これも人間性心理学研究(1992)にあった論文です。特集で書かれていたものです。読んだ感想。「中田さん、ファシリテーターやらないかな?」です。来年の乗鞍のファシリテーターはもう決まっているけど、いつかやってもらいたいなっていう気持ちを持ちました。この書物は中田さんの思いが綴られていて、とても素直に読めました。読み終わった感覚が好きでした。
2016 Nov 23 12:40:53 人間性についての一私見 カテゴリ: 論文 1999年に人間性心理学研究に掲載された岸田博先生の論文です。サブタイトルが「心の鍵を開けよう」って言うのです。とても興味深い内容でした。鍵は内面の自分に対する信頼感によって開く。それが相手に伝わって信頼感が共有できる。心の鍵を開けるためには、1)理屈抜きの暖かさ、2)制限のついてない自由が大切。これらがあると、自分の中へ気持ちを向け、自己と対話するようになる。理屈抜きで受け入れられているとき、私たちは心からの安心感に浸れる。制限なしの自由を謳歌しているとき、自ら言動の制限を設ける。 相互の状況に配慮して人間関係が生まれる。などなど人の心を考えるときに「鍵」って言う概念は私は好きです。実際のカウンセリング場面でもクライアントさんに「あなたの心の鍵」と言う表現を使ったこともあります。まだうまく消化してないけど、この論文、好きだな〜〜〜